七人の敵?否、敵は女人のみ!

  • 2014.07.29 Tuesday
  • 09:17
「ビーチで水着はアタリマエだけど、里山公園でビキニって・・・。ねえねえ、君たち。どうしてビキニなの?」「ワーーー、モコミチさんだ。どうして茅ケ崎に?これ、テレビですか?」「そうじゃないけど、茅ケ崎野菜と茅ケ崎牛で何か作れないかなと思ってね。それより、どうして里山でビキニ?」「私たち、ご当地アイドルTBN48なんてす。茅ケ崎ビキニねえちゃんず。」「ビミョウなネーミングだね。」「もうすぐリーダーが来ます。ダンスの練習するので観てってください。」地ビールで酔っぱらって寝こんだモコミチはリーダーに変装していた鬼女サザゾネスに襲われ死闘を繰り広げる。剣を抜いて 待ちかけたまえば 微塵になさんと 飛んで掛かるを 飛び違いむずと組み 鬼神の真中 刺し通すところを 頭を掴んで 上がらんとするを 斬り払い給えば 剣に恐れて 巌に登るを 引き下ろし刺し通し たちまち鬼神を 従え給う 威勢の程こそ 恐ろしけれ アッパレ モコミチ 『紅葉狩』 

三流の美学

  • 2014.07.16 Wednesday
  • 11:09
歌も絵も仕事も料理も、すべては名人の物真似から始まる。上手に真似れば「上手いね!」と誉められる。図に乗っては駄目よ。あなたが誉められてるんじゃなくて、名人が誉められてるんだから。五流の人は、ここで終わる。誉め言葉が大好きだから。三流の人は、ここから努力する。物真似で誉められるのが嫌だから。そして、偽物の一流から本物の三流へと極めて行く。「グッチの偽物」を買いますか、それとも「無印良品」を買いますか? 勝ち負けじゃないよ、自分の世界を作れるかってこと。コンテストに出品するライバルの作品を前日に盗撮し、古い本の余白に書き込み、コンテスト当日、天皇陛下の前で「お前の作品は昔の名人の盗作だ。ほら、この本に載っているぞ!」と言い掛かりをつける。しかし、「本を洗ってみよ。」との命令で文字が流れ落ち、イカサマがバレちゃった。恥をかいたのが大伴黒主、疑いが晴れて喜び踊るのが小野小町。『草子洗小町』

今宵宴だ、歌えや踊れ!

  • 2014.06.18 Wednesday
  • 06:37
風俗嬢のマンバミリオネアが巡礼ツアーに行ったとさ。サカイリバーから山道へ。日が暮れて迷っていると女が現れ「泊まっていきんしゃい。」「ありがとうございます。なにか、お礼をしたいのですが・・・」「それなら、あなたの得意なポールダンスを見せておくれ。」「お安いご用です。」「お見事、女の私さえも興奮しますよ。ところで、その腰の動きは何処で教わったのかい?」「マンバリアリリスのビデオを見て覚えました。」「私がマンバリアリリスよ。」「エーーー、これは失礼しました。」「気にすることないのよ。夜更けに一緒に踊りましょ!じゃあ、後でね。」・・・数時間後、ショーの始まりです・・・「春を愛する人は、花粉症じゃない人。夏を愛する人は、露出が好きな人。秋を愛する人は、紅葉と芸術とドカ食いの人。冬を愛する人は、焼きミカンが大好き!ラーララ、ララララ、ラーラーラー」 踊りながら去っていくマンバリアリリス。「ごきげんよう〜〜さようなら〜〜」『山姥』

ご機嫌いかが、さぁ、みんな笑え

  • 2014.06.17 Tuesday
  • 07:20
「丑の刻参りに来たのだな。」「いいえ、人違いです・・・」「嘘をついても分かる。藁人形と釘と金槌、そして頭の鉄の輪には三本のロウソク。まさに丑の刻参りだ。」「実は、夫に女が出来て、私は捨てられたんです・・・」「今、この神社の神様からお告げがあり、お前は鬼となって、必ず怨みを晴らすと保証された。頑張るのだ。」「ありがとうございます。夫と女を八つ裂きにしてやります。」「さぁ、鬼になって夫の元へ飛んで行くのだ。」ヒューーーーーーーー「あら、あの箱の中にいるのは憎き夫と女だわ。よくも私を捨てたわね。こうしてやるーーーー!・・・・・何故、何故なの?八つ裂きにしたのに血がでないわ。どういう事?」「女よ、それは人形だ。残念だったな。」「誰なの?」「陰陽師、ハレテアカルイと申す。私の祈祷によって、お前の夫は救われたのだ。」「夫の方が悪いのに、どうしてそうなるの?」「お前の夫には、最高級の守護霊が憑いているのだ。世は不可解なもの。復讐を諦めて消えるのだーーー!」「アーーーレーーーー!復讐しないで、男を作ればよかったのね。残念ーーー!」 『鉄輪(かなわ)』

あの手この手の手がいっぱい

  • 2014.06.16 Monday
  • 09:16
「坊さんになりたい。出家したいんだ。なぜ許してもらえないんだ。昔、寺に火をつけて焼いたことがある。その祟りなのか。何?私の為に宴会をしたいだと? ふざけたことを。明日は処刑されるかもしれないのだ。断る!」「お前の態度が堂々としていて素晴らしいので、感動した支店長が会長に頼んでカリスマ美人ミュージシャンATKT(あの手この手)を呼んでくれたんだ。強情を張らずに付き合え!」 ATKTは死刑囚のシゲちゃんに酒の酌をし、持参のキーボードで弾き語りを始めた。もともとミュージシャン志望だったシゲちゃんもギターを手にとりセッションを開始、途中で添い寝ベリーダンスのインターバルを挟んでセッションは朝まで続いた。明け方、会長の命令で迎えに来た高級リムジンに乗せられ、シゲちゃんは処刑場へと送られたのであった。『千手』

吉田さ〜ん

  • 2014.05.15 Thursday
  • 21:03
「吉田さんのことが好きなんです。」「ブラックマヨネーズの?」「違います。」「ドンキーカルテットの?」「ジャイアント吉田さんじゃありません。久し振りに、その名前聞きましたよ。」「誰なのよ?」「吉田スコシさんです。」「誰?」「三ケ月前に来て、朝まで私を優しく優しく可愛がってくれた吉田スコシさんです。」「あの人は吉田少将という貴族よ。旅の途中でお前を買っただけだよ。」「また逢いたいんです。」「娼婦がお客に惚れるんじゃないよ。お前はクビだよ。」数ケ月後、京都の吉田邸の前。汗だくになってクレイジーダンスを踊るクレイジーな女。「お前はあの時の・・・」「そうです、あの時の・・・」「私は毎日、賀茂南蛮神社に参り、お前に会えることを願っていたのだ。」「スコシさま〜!」「少将じゃ。お前はあの時の・・・表情が素晴らしいのだ。約束の扇を持っておるか?」「ここに持っております。」「夫婦になろうぞ。顔を見せてくれ。」「京には麗しき女人が多いのに・・・」「美はすぐに飽きる。お前の顔は神の奇跡だ。永遠に見つめていたいのだ。」「スコシさま〜〜!」『班女』

ショウチュウ

  • 2014.05.06 Tuesday
  • 07:53
♫だからショウチュウ一杯ぶちかまし こんな恋冗談だって忘れちゃえ どうせ人には分からないオイラの心 だからショウチュウ一杯ぶちかまし あんな奴酔っぱらって忘れちゃえ 人に言えない胸の内ひとりで愚痴るさ 『恋の底無沼』 (歌ドリームダンディーズ) 690年前、鎌倉幕府(北条氏)滅亡のきっかけになった日野資朝のクーデター。バックで糸を引いていたのは天皇家。クーデター失敗で資朝は佐渡の知人宅に逃走。かくまわれていたが、知人は幕府の命令で資朝を処刑。幼い息子は父の遺体を引き取り、その夜、幕府の命令に従った知人を殺害、父の仇を討ち、追手に追われ海岸まで来て熊野権現様に祈ると、沖の船が引き寄せられ、それに乗るとアッと言う間にワープして若狭港に着いたとさ。メデタシメデタシ。『檀風』資朝のクーデターの名前は「正中(ショウチュウ)の変」です。

コーイケコーイケサンプンプン

  • 2014.04.29 Tuesday
  • 10:09
「あんた誰?」「私は杜若(かきつばた)の妖精よ。昔、在原業平君がここで歌ったの。」「唐衣 着つつ慣れにし 妻し有れば はるばる来ぬる 旅をしぞ思う」「そう、それよ。それを聞いた周りの人たちは、京の都を思い出してワーンワーン泣いたのよ。その涙がラーメンの上に落ちて、ラーメンがふやけて食べやすくなったっていう話よ。」「それを使ってチキンラーメンを考え出したのか。」「当たりーー!今日は、その記念日なので、ナリヒラ祭をやってるの。私、ナリヒラ音頭を踊るから見せてあげるわ。」「合の手はあるのかい?」「コーイケコーイケサンプンプン コーイケコーイケサンプンプンっていうのよ。」「まかせろ。」「よろしくね。そうそう、ラーメンを食べるときに使った木の枝が肉桂だったことから、新食感のお菓子が出来たの。ここの地名を付けて八つ橋って呼ばれてるの。じゃ、踊るわ。」「コーイケコーイケサンプンプン コーイケコーイケサンプンプン」『杜若』幸せは、きっと君のもの(花言葉) 

我死なば・・・

  • 2014.04.28 Monday
  • 07:45
「我死なば 焼くな埋めるな 野に捨てよ 痩せたる犬の 腹をこやさん」 長男の松太郎も次男の竹次郎も情けない。私の心が全く分かっていない。私がどれだけ苦労して財産を築いてきたか。死に物狂いで稼ぎ貯めた四百億だぞ。大事にしようという気はないのか! 私の葬儀をどうするか訊いたら、松太郎は本願寺を借りきって四日間の通夜と本葬。新聞に全面の死亡広告、福祉施設への二十億円の寄付、会葬の皆さんに高級料理とお車代? ふざけるな! 次男の竹次郎にいたっては立派な神輿に綺麗どころが百五十人、牛が三頭の山車に私の蝋人形、派手な花火に万歳の声? 頭が痛いよ。梅三郎、お前はどうする? 私は兄さんたちとは違います。通夜は身内だけで行い、翌日告別式の時間前に出棺、こうすれば料理も酒も要りません。棺桶は漬け物樽を使います素晴らしい、節約の極みだ。ただ、担ぎ手が私だけなので、ひとり誰かを雇って・・・・。いや、勿体ないことをするな。私が担ぐ。『片棒』

月並みですが、歴史の陰にオンナ

  • 2014.04.26 Saturday
  • 07:38
次男(21)の彼女(20)は美しい作詞家だった。父親(45)はあの手この手で遂に彼女をゲット。しかし、天罰だろうか、父は不治の病に。長男(23)よりも出来の好い次男に期待していた父も、女のことで気まずいので長男を跡継ぎに指名する。怒った次男は出家して坊さんに。地位も彼女も盗られたんだから世をはかなんで? いやいや(捨てちゃイヤイヤ)、40日後、父が死ぬとクーデターの準備にかかる。秘かに支援者を集め5ケ月後に作戦開始。呑気な兄は追い詰められ、一ケ月後に死体で発見される。公式発表は自殺、そんな訳ないだろ!半年後、次男は後継ぎ宣言。作戦実行中に次男が長男の勢力に追われた時、伏せた小舟に彼をかくまった老夫婦が、実は蔵王権現さまだった・・・ていうのが能の『国栖(くず)』。豪華キャスト・・・父は天智天皇、長男は大友皇子、次男は大海人皇子(後に天武天皇になる)、美人作詞家は額田王。宮内庁制作映画『ジンシン・ブラザーズ』(672)でした。

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